約80日間の通院ブランクがあっても14級が認定された事例

11月になっても、最高気温が25度を超える夏日が全国各地点で記録されております。

湿気もなくとても過ごしやすい季節です。

弁護士中里個人的には、このくらいの気候が好きなのでうれしいです。

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さて、今回は、通院していなかった期間が約80日以上もあったにもかかわらず、むちうちで14級9号が認定されたアラフォー男性の事例のご紹介です。

この方は、当法人にご相談くださる前に、すでに保険会社に後遺障害申請を任せていた方で、残念ながら初回は後遺障害等級が認定されず、「非該当」となっていた方でした。

初回相談で、これまでの通院状況や後遺症の状態をヒアリングさせていただき、これは異議申し立てすれば、今度は14級が認定されるかもしれないと判断しました。

ただ、保険会社に治療費を打ち切られたあと、全く通院をしておらず、その期間はすでに約3か月近くも経っておりました。

私自身、これまでに通院ブランクがある方でも異議申し立てで14級を認定させてきた案件は何件かありましたが、それでも通院ブランクがあった期間は、1~2か月程度、、、

これまでに、約3か月近く(約80日)も通院ブランクがあったケースでは、異議申し立てをしたことはありませんでした。

ですので、異議申し立てをして14級が認定される可能性は、正直かなり低いかもしれないということを説明し、それでも、異議申し立てをしてみたいということでしたので、お手伝いをさせていただきました。

すぐに通院を再開してもらい、それから4か月強自費通院を続けてもらい、異議申し立てをしました。

その結果、奇跡的に14級が認定されました。

正直、驚きました。

信じる者は救われる!

とはまさにこのことではないでしょうか。

示談交渉ももちろん私が担当し、

きっちりと、裁判せずに、示談で裁判基準満額(傷害慰謝料100%、後遺障害慰謝料110万円、逸失利益5年)の賠償金を勝ち取って事件解決となりました。

野球でいえば、9回裏2アウトからの逆転サヨナラヒットみたいな感じでしょうか。

今回も、お客様に満足してもらうことができてよかったです。