東京弁護士会に移籍しました弁護士の中里です。
今日はドライブレコーダーの話です。
最近,あおり殴打事件のニュースがきっかけでドライブレコーダーの売り上げが伸びているそうです。
交通事故事件を扱う弁護士の立場からすると喜ばしい限りです。
ドライブレコーダーの映像があれば,事故状況が写っている可能性があるからです。
実際に,私も過去の裁判で,動いている車同士の事故で,
過失割合0%という判決を勝ち取ったことがあります。
ドライブレコーダーがあったおかげです。
ただ,ドライブレコーダーといっても,
前方しか記録できないタイプから,
前方だけでなく,後方も記録できる機種まであります。
取り付けるのであれば,後方まで記録できる機種を取り付けることをおすすめします。
予算が許せば,360度カメラを備えたドライブレコーダーを取り付けることをおすすめします。
示談交渉や裁判では,証拠がものをいいますので,
真実がどうであれ,発生した事実を立証できる証拠がなければ,
当方の主張を認めてもらえないからです。
ドライブレコーダーの普及率はまだまだ低いようですので,この機会に購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
あとは,自動車保険も安すぎる保険会社には注意が必要です。
実際に,安い保険会社を選んで失敗したという話は,依頼者の方たちから,よく話を耳にします。
安いものには,何でも裏があると思っておいてください。
自動車保険については,直接質問くだされば,どこの保険会社であれば問題なさそうかの情報提供はできます。